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2011年05月29日

ぴっぴ、おつかれさま。

この度はぴっぴの急逝で多くの方に心配をして頂き、励ましのコメントやお電話を頂いたりと本当に有難う御座いました。いつまでも悲しみに明け暮れてこのブログも放置状態じゃぴっぴに対して失礼だと思い、やっと立ち上がりました。

ぴっぴの旅立った5月10日の朝、いつものように籠をのぞいてみるとぴっぴが顔をはしごに押し付けるようにして寝ていました。薬が効いているにしてはいつもと様子が違うと思いしばらく様子をみてみるとぴっぴは起き上がって大好きなブランコに登って行こうとしました。ところが脚を踏み外したのかぴっぴはそのまま落下してしまいました。落下してからはそのままうずくまってしまい、ぐったりとしてしまったのです。私は女房に任せて仕事に出ましたが女房は仕事を休んでぴっぴを病院に連れて行きました。朝の様子からこれはただ事ではないと思っていましたが私は女房の報告を待つだけでした。そして女房から連絡が来たのは私が客先に向かう途中でした。「ぴっぴが・・・」突然の訃報に私は信じられなくて何度も聞き返しました。そして病院の先生に電話を代わってもらいました。
病院に連れて行った時点でのぴっぴの体重はなんと24gしかなかったのです。約1週間前に連れて行ったときは32gだったのに・・・餌も前日まで普通に食べていたし糞だって普通にしていた。犯人は腫瘍でした。いや、これはあくまでも推測ですが先生もその可能性が高いということでした。ぴっぴは私達を心配かけまいと内部に腫瘍があるのを隠していたのです。今まで診てもらった先生もみつけることは出来ませんでした。いくら餌を食べても腫瘍が成長してしまったのではそちらに栄養をもっていかれてしまったに違いありません。時に餌を吐き戻していたり総排泄口が腫れて常に汚れる状態はやはりただ事ではなかったのです。必死に闘病する様をみせてきたぴよとは対照的にぴっぴはあえて元気に振る舞っていました。時にブランコくぐりをやってみせたり逆さまに籠に張り付いてみせいたりと。そういえば最近、ぴよ見台からぴよの写真をながめていることが多かったっけ。もしかしたらぴっぴは自分の死期を知っていてぴよに「もうすぐそっちに行くからね」と言っていたのかもしれません。そう思うと涙が止まりませんでした。

家に帰ってぴっぴの亡骸に対面したときはやはり涙が止まりませんでした。ぴっぴは綺麗な顔をしたまましっかりと目を閉じていました。そこには8年間しっかり生きたんだ、という悔いのない表情にさえみえました。でもぴっぴは以前卵詰まりの時に診てもらった先生に「丈夫な子ですね、10年は生きる子ですよ。」とい言われたほどだったのでもう少し、いやずっとずっと一緒に居たかったです。でもぴっぴはぴよの元へと旅立って行ったのです。

翌日の5月11日に私は仕事を早退してぴっぴをぴよの眠る動物霊園に女房と連れて行きました。そしてその2日後に個別火葬をしてもらい現在ぴっぴの骨壺は帰宅しております。7月9日に納骨の予定です。そこで晴れてぴっぴは2年半ぶりにぴよと一緒になるわけです。ぴっぴとは8年と1ヶ月一緒に暮らしたので思い出は尽きません。ぴよ亡き後、我が家を支え続けたぴっぴは未だに信じられませんがもうこの世には居ないのです。ぴっぴのことが大好きだったピースもまだ現実がわからないみたいで隣を気に掛けています。それだけ大きな存在だったぴっぴ、辛いぴよとの別れを経験したり新入りのピースまでしっかり受け止めてくれたりと我が家の大黒柱だったぴっぴ、本当に今まで有難う。もう、病気を隠さなくていいし天国でぴよとまた逢えるんだよ。今まで大活躍だったからゆっくりとおやすみなさい。本当に8年2ヶ月間、おつかれさま。

ぴっぴ。(2011年3月11日撮影)

ピースにはこれから頑張ってもらわないとね。(本日撮影)


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投稿者 shirou-miz : 2011年05月29日 22:43

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コメント

shirou-mizさん、こんにちは。
ぴっぴちゃんが旅立ってからもうひと月近く経つのですね。
ぴっぴちゃんの訃報を知った時にはあまりに急なことにびっくりしてしまい、数
日間は仕事中もぴっぴちゃんの愛らしい姿や、shirou-mizさ んご夫妻がどれだ
け悲しんでおられるかということが頭から離れませんでした。
ぴっぴちゃんはおめめパッチリ、鮮やかな羽根の色のキリッとした美人セキセイ
ちゃんのイメージでした。
仕事ができる綺麗なお姉さん、みたいな印象でした(笑)。
でも時々見せてくれるブランコくぐりの時には、モコモコしながら一生懸命ブラ
ンコに挑戦している姿が何だか普段のデキるセキセイオーラとものすご く
ギャップがあり、ぴっぴちゃん、かわいいな~☆なんてPCの前でニヤニヤしたも
のでした。
8年の歳月は、長いようで短い、短いようで長いですよね。
人間のこどもだったら幼稚園に行って、小学校に行って…と成長していくのに、
セキセイはいつまでたってもヒナから大きくなった愛らしい姿そのまま で。
それがまた何ともかわいくて切ない気持ちに、私はなってしまいます。
キリッとしてとびきり美人で、でもちょっと抜けている?部分もあって、ぴよ
ちゃんにもピースちゃんにも、shirou-mizさんご夫妻をはじ め、たくさんの方
々に愛されたぴっぴちゃん。
最後まで頑張って鳥生を全うしたぴっぴちゃん。
本当にありがとう!

投稿者 たまぴょん : 2011年06月05日 19:17

たまぴょんさん、色々とご心配頂き有難う御座いました。
ぴっぴはきっと天国に行っても応援してくれたみんなのことを忘れません。
もう2度とぴっぴのような愛くるしさをもつインコちゃんは出会えないかも
しれませんがこれからはピースをばっちり教育していきたいと思います(^^ゞ
(飼い主に対する侘び寂びも??)
ぴっぴは「表情のあるインコ」だったので常に会話をしているような気にさせて
くれました。まだぴっぴとの8年間は思いでとして振り返る段階ではないですが
これからは最近寂しがりやさんのピースをしっかりとケアしていきたいと思います。
これからはピース主体のブログになりますがまた応援してやって下さいね。

投稿者 shirou-miz : 2011年06月05日 19:25

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