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2008年11月05日

その後のぴよ。

ぴよの壮絶な死から5日が経った。ここで今までぴよの事を心配して頂いたみなさんに深く御礼申し上げたい。また今回のぴよの旅立ちに際して多大な弔いのコメントを頂いたことも深く御礼申し上げたい。ここまで多くの方に気にして頂いてぴよは光栄だったと思う。同じ悩みを持っていらっしゃる方、またご自分の愛鳥を家族同様に深く愛されている方とこのブログを通じて知り合えたことを大変嬉しく思う。私自身もようやくぴよがこの世に居ないという現実を徐々に受け入れられるようになってきたのだと思う。

ぴよは死の翌日に病院にて司法解剖の後、近所の動物霊園に入ることになった。火葬は個別火葬と言ってぴよ単独で火葬される。他の動物と合同火葬という選択肢もあったが骨が混ざってしまって遺骨を取り出すことは不可能だという。今回は私たちの意志で個別火葬にすることにした。火葬後は遺骨を受け取り、自宅にて安置後49日を経て動物の共同墓地に納骨される予定だ。
3連休中は一般の墓地に訪れる人たちに考慮して火葬は連休明けの昨日に行われた。今週末には遺骨を引き取りに行く予定である。ぴよは我が家の立派な家族の一員だった。そして最後まで生きることを諦めずに苦しみながらも病気と必死に闘ってついに力尽きた。人間と同じような待遇で葬るのは当然のことである。

ぴよの死後、心配の種は残されたぴっぴだった。ぴよが力尽きたときはぴっぴは隣の籠であったがぴよの籠は保温のためにタオルで3面とも覆われていたのでぴっぴからはぴよの状態はわからない。またぴよの亡骸を箱に納めるときもぴっぴの動揺を避けるためにぴっぴを別部屋に移動させたのでぴっぴは未だにぴよのことが分かっていないのだと思う。朝になると必ずぴっぴはぴよの籠のあった自分の籠の右側にへばりついて今までと様子が違うのに首をかしげている。赤ちゃんのころから一緒に生活してきたぴよが居ないのはさぞかし違和感があろう。ぴよが力尽きた直後、私はぴっぴに向かって「ぴよは病気と一生懸命闘ってとうとう力尽きてしまったんだよ。もう隣の籠には居ないんだよ。」とぴっぴの顔をみつめながら言ったのだが分かってくれたのであろうか。

今私たちに出来ること、それは生きることの大切さを教えてくれたぴよを手厚く葬ることなのである。

ぴよの籠のあった場所には写真を飾った。

ぴよは今でもぴっぴの方を向いて「僕の分までしっかり生きて」と言っているようである。

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投稿者 shirou-miz : 2008年11月05日 21:46

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コメント

ぴよちゃんの遺影の後ろに愛用のブランコやおもちゃがあったり、shirou-miz さんご夫妻が折った千羽鶴が飾ってあったりの写真に、涙があふれました。
shirou-miz さんご夫妻のぴよちゃんへの思いは、ぴよちゃんに届いているに違いありません。

私もぴっぴちゃんが寂しがらないかと心配でした。
たくさん話しかけて、元気付けてあげてくださいね。

投稿者 たまぴょん : 2008年11月06日 01:30

ぴよちゃん、本当に頑張りましたね。
私は、この鳥ブログというものを知ったのが、
2か月ぐらい前なのですが(まだパソコンが家に来て3ヶ月なんです)、
病気と闘っている鳥さん達の多いことに本当にビックリさせられました…
今、我が家には二代目チーがいますが、一代目チーは、
やはり病気で20年も前になりますが旅立っていきました…
20年前はまだ、鳥専門医というものが今より多くなく、
自分自身、鳥の病気への知識がなかったため、
もしかしたら助かったのかもしれない命を助けてやれなかったのでは…と今でも大きな後悔が残されてます。あれから医療は日々進歩してるとは思うのですが、
やはりまだまだ病気に追い付けないのが現実なんですね…
ぴよちゃんの写真を見ると、涙が出て仕方ありません…
でもきっと、一生懸命闘ったぴよちゃんは、胸を張って先に旅立った仲間達と遊んでるのかもしれないですね。
頑張ったぴよちゃんを、私も決して忘れません。

投稿者 まいか : 2008年11月06日 09:36

ぴよちゃんは幸せだったね~、shirou-miz さんご夫妻のところに運命の赤い糸でやってきて、とても愛されて、一生をおえました。

きっと幸せな毎日だったと思います。
こんなに愛されたぴよちゃん、きっと未練たっぷりで、生まれ変わっても、またshirou-miz さんご夫妻のところに行く~!と神様に今頃駄々をこねてるかもしれませんね(*^_^*)

投稿者 ハゲママ : 2008年11月06日 11:12

こんにちは
先代の『めい』も個別火葬で、骨を拾って持ち帰り、49日過ぎに動物霊園に安置しました
今も、そこにいるのですが、鳥さんはやはり少ないです

ぴよちゃんは
幸せ物だったと思います。
ママとパパの愛情をイッパイ受けてね!!

ぴっぴちゃんが、ちょっと心配です!!
ぴよちゃんのぶんまで、いっぱい可愛がってあげてくださいね!!

投稿者 taketiichya : 2008年11月06日 15:05

たまぴょんさん、こんばんは。いつも応援して頂き有り難う御座います。
後ろにあるぴよのブランコ等よく分かりましたね。千羽鶴はまだ200羽位しか
折っていないので納骨までに頑張って1000羽になるまでせっせと折りたいと
思っています。

まいかさん、こんばんは。ぴよも皆さんに応援して頂いて幸せだったと思います。
ペットのブログは楽しい幸せな瞬間を綴っているものもあればその反面、
辛く悲しい闘病記もあります。
やはり生き物ですからその両面を許容して飼って行かなければならないことを
今回は痛感した次第です。でもその子が好きだから高い治療費がかかったとしても
なんとかしようと思うでしょうね。

ハゲママさん、こんばんは。
ぴよは今天国に到着してまずはお休みしているかな?それとも自由に飛び回っているかな?
私はぴよの写真を見ているとそのようなことばかり考えてしまいます。でもぴよの性格からすると
案外と先客にビクビクしてそうな気が・・・

taketiicyhaさん、こんばんは。
『めい』ちゃんも同様のケースでしたか。でも動物霊園は圧倒的にワンちゃんが
多いでしょうね。
ぴっぴは毎日お遊びタイムをしっかり設けて寂しがらないように努めていますが
これから苦労しそうです。

投稿者 shirou-miz : 2008年11月07日 00:02


先代の『こころ』も個別火葬で、骨を拾って持ち帰り、49日過ぎに動物霊園に安置しました
今も、そこにいるのですが、鳥さんはやはり少ないです

ぴよちゃんは
幸せ物だったと思います。
ママとパパの愛情をイッパイ受けてね!!

ぴっぴちゃんが、ちょっと心配です!!
ぴよちゃんのぶんまで、いっぱい可愛がってあげてくださいね!!

投稿者 チロル : 2008年11月07日 20:38

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